東北三大祭りのひとつとして知られる「秋田竿燈まつり」。
夜空に揺れる無数の竿燈(かんとう)が幻想的な光景を作り出し、毎年多くの観光客を魅了します。
2025年もこの伝統的な祭りが開催予定ですが、日程や会場はどうなっているのでしょうか?
また、この祭りにはどのような目的や特徴があり、どんな楽しみ方ができるのかも気になりますよね。
この記事は、秋田竿燈まつり2025の開催情報や見どころを詳しくまとめます!
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秋田竿燈まつり2025の概要
秋田竿燈まつりの日程や会場などをまとめます。
日程と場所
秋田竿燈まつりは、毎年8月3日から6日にかけて開催される秋田市の伝統的なお祭りです。
開催日程: 2025年の秋田竿燈まつりも、例年通り8月3日(土)から8月6日(火)までの4日間開催される予定です。
開催場所: メイン会場は秋田市の竿燈大通りで、約280本の竿燈が立ち並び、夜空を幻想的に彩ります。
8月3日(日)~8月6日(水):夜本番(竿燈大通り)
21:00 終了
18:15 交通規制開始
18:50 竿燈入場
19:15~20:35 竿燈演技
8月4日(月)~8月6日(水):昼竿燈(妙技会・エリアなかいちにぎわい広場)
8月6日 9:20~15:00
8月4日・5日 9:00~15:40
これらのスケジュールは、例年の開催情報をもとにしていますので、2025年のスケジュールについては公式サイトを確認してください。
アクセス
メイン会場は秋田市の竿燈大通りで、約280本の竿燈が立ち並び、夜空を幻想的に彩ります。
アクセス方法
- 電車の場合: JR秋田駅西口から会場の竿燈大通りまでは徒歩約15分です。
- 車の場合: 秋田中央ICから秋田駅までは約5.4km(約10分)です。
駐車場情報:
秋田県立体育館(56台):利用時間は17:00~22:00です。
多目的グラウンド南側(70台):利用時間は10:00~22:00です。
祭り期間中、竿燈大通り周辺では18:15から21:30まで交通規制が実施されますので、ご注意ください。
秋田竿燈まつりはどんな祭り?
秋田竿燈まつり(あきたかんとうまつり)は、秋田県秋田市で毎年8月3日から6日に開催される伝統的な夏祭りで、東北三大祭りのひとつとしても知られています。
五穀豊穣を願い、無病息災を祈るための行事として江戸時代から続く歴史あるお祭りです。
祭りの目的と由来
この祭りの起源は、江戸時代にまで遡ります。
当初は「ねぶり流し」と呼ばれ、睡魔を払うために笹竹に紙灯籠をつるしていたものが、次第に大きな竿燈となり、現在の形に発展しました。
竿燈(かんとう)は稲穂を模しており、提灯は豊作を願う象徴とされています。
祭りでは、長い竿燈を額、肩、腰などで支える演技が行われ、その見事な技とバランス感覚が観客を魅了します。
秋田竿燈まつりの特徴
大きな竿燈の妙技
- 竿燈は大小さまざまですが、大きいもので高さ12メートル、重さ50キロ以上にもなります。
- 提灯の数は46個で、夜にはロウソクの灯りで幻想的な雰囲気になります。
- 囃子(はやし)に合わせて演者が竿燈を操る様子は圧巻です。
昼と夜の2部構成
- 昼の部(妙技会):日中には演者たちが技を競う妙技会が行われ、バランスの美しさや技の正確さを競います。
- 夜の部(本番):メインイベントである夜の竿燈演技では、無数の竿燈が夜空に揺れ、幻想的な光景を作り出します。
掛け声とお囃子
- 観客から「どっこいしょー、どっこいしょー!」の掛け声が響き渡り、演者たちを鼓舞します。
- 太鼓や笛の音が祭りの雰囲気を一層盛り上げます。
体験コーナー
- 観光客向けに実際に竿燈を持ち上げる体験イベントが行われることもあり、訪れた人々が祭りの雰囲気をより楽しめます。
秋田竿燈まつりの見どころ
秋田竿燈まつりの最大の魅力は、夜空に浮かぶ無数の竿燈(かんとう)の美しさと、演者たちの熟練の妙技です。
ここでは、祭りの主な見どころを詳しくご紹介します。
夜空に揺れる幻想的な竿燈
秋田竿燈まつりの最大の見どころは、夜空を埋め尽くす竿燈の美しさです。
竿燈は、稲穂を模した提灯を46個も吊るし、まるで黄金の稲穂が風にそよぐような幻想的な光景を生み出します。
一斉に竿燈が掲げられると、まるで夜空が光の川になったかのよう!
おすすめの鑑賞ポイント
秋田駅西口から徒歩15分の 竿燈大通り の中央部は、最も多くの竿燈が並び、絶好のビュースポットです!
迫力満点!演者たちの妙技(バランス芸)
竿燈は、高さ12メートル・重さ50キロ以上もある大きなもの。
演者たちはこれを 手のひら・肩・額・腰 に乗せてバランスを取るという、驚きの技を披露します!
特に注目したいのが、以下の技です。
- 「額乗せ」 … おでこに竿燈を乗せる究極のバランス芸!
- 「肩乗せ」 … 安定感抜群のダイナミックな技
- 「腰乗せ」 … 力強さと技術が試される演技
- 「手のひら乗せ」 … 軽やかな動きと美しさが際立つ
竿燈がふらつきそうになりながらも、見事にバランスを保つ演者たちの姿には、思わず息をのむこと間違いなし!
おすすめの観覧ポイント
妙技をじっくり観たい方は、竿燈大通りの前方エリアがオススメ。
演者たちの表情や動きが間近で楽しめます!
倒れそうな竿燈を支えるスリル感!
夜空にそびえ立つ竿燈は、風に揺られ、演者の力加減によって大きく傾くことも。
「このまま倒れるのでは?」と思った瞬間、見事に立て直すスリリングな演技に、観客からは拍手喝采が送られます。
ハラハラする瞬間が見たい方へ
竿燈が大きく揺れる場面を狙うなら、竿燈大通りの中ほどがオススメ。
バランスを取る演者の表情もよく見えます!
観客と一体になれる「どっこいしょー!」の掛け声
秋田竿燈まつりでは、観客も一緒に参加できるのが醍醐味!
演者たちが妙技を披露するたびに、会場全体から「どっこいしょー!どっこいしょー!」の掛け声が響き渡ります。
これは、竿燈を持ち上げる際の掛け声で、観客も一緒に声を出すことで祭りの一体感を楽しめますよ。
より楽しむためのポイント
掛け声を積極的にかけると、演者たちも気合が入り、よりダイナミックな妙技を披露してくれることも!
昼の部「妙技大会」で至近距離から演技を堪能
夜の竿燈演技とは別に、昼間は 「妙技大会」 が開催され、演者たちが技を競い合います。
夜よりも間近で竿燈を見られるため、演技の細かい動きや表情まで楽しめるのが魅力!
個人戦 … 1人で技を披露し、バランスの美しさを競う
団体戦 … チームごとの演技で、統一感や迫力がカギ
開催場所: エリアなかいち にぎわい広場
妙技の繊細さを楽しみたい方におすすめです!
観光客も体験できる「竿燈持ち上げ体験」
「自分でも竿燈を持ち上げてみたい!」という方には、竿燈体験コーナーがオススメ。
観光客向けに、実際に小型の竿燈を持ってバランスを取る体験ができます!
・竿燈の重さとバランスの難しさを実感!
・子供向けの軽い竿燈もあるので、家族で楽しめる!
体験できる場所:例年、エリアなかいちや千秋公園周辺 で開催
屋台グルメで秋田の名物を堪能!
お祭りの楽しみといえば、屋台グルメ!
秋田ならではの名物を食べ歩きながら、お祭り気分を満喫できます。
おすすめグルメ
- きりたんぽ … 炭火で香ばしく焼かれた秋田の名物
- 比内地鶏の焼き鳥 … ジューシーで旨味たっぷり
- 稲庭うどん … のどごしの良いツルツル食感
- ババヘラアイス … バラの形がかわいい名物アイス
屋台エリア:竿燈大通り周辺や千秋公園付近



秋田竿燈まつりは、光と技の芸術を楽しめる夏の一大イベント。
ぜひ現地で、その迫力と感動を味わってみてくださいね!
まとめ
秋田竿燈まつりは、東北の夏を彩る伝統的な祭りであり、夜空に浮かぶ無数の竿燈の幻想的な光景と、迫力満点の妙技が見どころです。
2025年も8月3日から6日にかけて開催され、竿燈大通りを中心に熱気あふれる演技が繰り広げられます。
祭りの由来は、五穀豊穣や無病息災を願う「ねぶり流し」から発展したもので、稲穂を模した竿燈をバランスよく操る演者たちの技は、まさに圧巻!観客も「どっこいしょー!」の掛け声で一緒に盛り上がることができ、祭りの一体感を味わえるのも魅力です。
また、昼間に開催される妙技大会では、演者の技を間近で楽しめるだけでなく、竿燈体験コーナーで自ら竿燈を持ち上げることも可能。
さらに、きりたんぽや比内地鶏など、秋田ならではのグルメも楽しめるので、食も祭りも大満足の時間を過ごせること間違いなしです!
2025年の夏は、ぜひ秋田竿燈まつりに足を運び、幻想的な光景と伝統の妙技を体感してみてくださいね!